東日本大震災 | 負け犬っていわないで

東日本大震災

あまりにも大きな災害で、言葉も出ないとは、私の今の状態をいうのでしょう。

被災された方、ご家族・親戚、近い方をなくしてしまった、今まだ行方がわからない皆様、心よりお見舞い申し上げます。

そして、今、命をかけて救助、そして原子力発電所での作業をされている方たちには、感謝と尊敬の気持ちで一杯です。

私は、何もできずに、安全な場所にいます。

阪神・淡路大震災の時のとこを思い出して、ここにいます。

私は今は、何もできませんが、今から復興、再生に向けて数日後、数ヵ月後、数年後に
いつか役に立つ日の為に、ここで皆様の無事と、夢と希望を祈りつつ、普通の日常で、ここにいることにします。

阪神・淡路大震災のとき、水もない生活でした。
一週間後には会社に行くことができました。
交通機関もなく、毎日瓦礫の山と、倒壊寸前のビルの横をあるいて、なんとか普通の日常を続けました。
2,3週間後には水が出るようになりました。

ただ、私は半壊でしたが家があったのです。

今避難所で暮らしている皆様は、心細いと思います。神戸では今は避難所はなくなりました。
避難所がなくなるまでには、数年の時間がかかりました。

それでも、今、普通の日常を取り戻しています。

どうか、現在、非日常な状態ですが、普通の日常を続けるように、毎日を過ごして欲しいです。
いつか、普通の日常はやってきます。

なくしたものは、戻ってきません。

どうか日常を無くさないでください。普通の日常は、やがて来ます。

日本中のみなさん、どうか普通の日常を送ってください。

普通に節電を心がけ、今必要なものだけを購入し、体力を温存して、普通の日常を送って欲しいです。

これは、今気持ちが動転している自分に言い聞かせている言葉です。

いつか普通の日常がやってくる。